chrysalisysのリハビリミュージック

好きな音楽について語ったり弾いたりします

コードのこと

今までまともにコードの勉強をしてこなかったので、メロディに合わせて適当に和音を弾いて探していたのですが、「愛の旋律」くらいになるとさすがに探しきれなくなって少しコードのことを勉強しました。

もともと7th(セブンス)の仲間とdim(ディミニッシュ)くらいしか知らなくて、今回の練習で、sus4(サスティン4)とaug(オーギュメント)のことを知りました。これらは単発の響きはほとんどなんの感情も引き起こさないのですが、曲の進行の中で役割があるということです。

「愛の旋律」ではAメロ(1つ目の展開)の最後でsus4が出てくるんですが、先日貼り付けた練習動画ではそれがよく分かってなかったので音を探すのに苦労しています。(結局探しきれていない)

sus4(サスティン4)というのは三度の音を引っ張って4度にするという意味のようで、三度の長短を保留して決着を引き伸ばすという意味があるようです。

aug(オーギュメント)は「増やす、追加する」という意味で、m7の五度の音を半音上げた形になりますが、こちらはあまり用途を分かっていません。

コードを覚えると、耳コピの速度が上がります。というか多分好きな曲の耳コピを通してコードを覚えるのが良いのではと思います。曲の展開の中で登場するようなコードは響きとしてはあまり惹かれないので、それ単独で覚える気にもなれません。好きな曲の好きな展開に合わせてコードを覚えて、なるほど…こういう風に使うのねと思えると引出しが増えていくのではないかと思います。

僕は長らく7thだけで耳コピをしてきたので、7thを知っていればある程度コピーできてしまうというのもまあまあ事実だと思います。退屈なメジャーコード、マイナーコードに7度の音を加えるだけでどうしてこんなに魔法のような響きになるんでしょう。

 

www.youtube.com

魔法と言えば、サニーデイ・サービス「魔法」。この曲はひたすらDm7とCM7の2コードの繰り返しで、ピアノなら黒鍵を全く使わずに弾けてしまいます。